英霊にこたえる会第四十二回総会を開催
英霊にこたえる会第四十二回総会を開催
2016.05.10
- お知らせ
4月23日(土)第42回総会をホテルグランドヒル市ヶ谷3階瑠璃東中の間で開催、地方本部・中央参加団体の代表及び会長表彰者等百二十余名が参集した。
総会は、午後一時に開会、寺島泰三会長の挨拶に引きつづき、志摩篤偕行社理事長から来賓祝辞を受けた後、会長表彰を実施した。表彰は創立40周年特別表彰を5個人7団体に対し行ない、代表として故中條高徳第4代会長の代理中條和歌子氏に記念表彰盃を贈呈した。
平成28年度表彰は15団体個人56名に賞状と記念品を贈呈し、英霊にこたえる会福井県本部の久谷清邦会長が謝辞を述べた。
次いで、本会運営副委員長熊谷猛広報委員長を議長に選出して議事に入り「地方本部会長の交代」「平成27年度事業等の実施について」報告、「平成27年決算」が承認された後、「本会役員の改選」について審議し下記のとおり承認された。
その後引き続いて平成28年度活動方針・事業計画及び同予算(案)について審議し、原案どおり承認された。 総会終了後、兵庫県遺族会の吉識隆子氏による「母と歩んだ戦後70年・・・祈りと感謝」を歌藤原千鶴氏と伴奏玉置三貴氏で「語り」を拝聴した。
英霊にこたえる会第四十二回総会決議
終戦七十周年の節目に当り、天皇・皇后両陛下におかせられては昨年四月八日・九日にパラオ共和国を訪問されペリリュー島で日米双方の慰霊碑に追悼の祈りを捧げられ、また本年一月には二十六日から三十日までの五日間フィリピン共和国を訪問されて日比両国の戦歿者を慰霊されるとともに日比両国の友好親善に努められました。
両陛下はこれまで平成元年に広島、平成四年に神奈川、平成五年に沖縄、平成六年に硫黄島、平成七年に長崎、広島、沖縄、東京、神奈川、そして平成十七年にサイパン島と国内外に亘って慰霊の旅を続けられ、そのご足跡に思いを至すとき、両陛下のさらなる思召しは我が国の戦歿者慰霊の中心である靖國神社への行幸啓であろうと拝察申し上げるものであります。
そのためには、総理はじめ閣僚の各位がこれにお応え申し上げる途を啓くことであり、これこそが内閣のとるべき道と存じ上げるところであります。
安倍総理は、第一次安倍内閣では靖國神社に参拝することなく退陣され、これを「痛恨の極み」とされて、第二次安倍内閣発足一周年目にあたる平成二十五年十二月二十六日に「総理参拝」を断行され所信を完遂されました。しかしながら、その後二年有余に亘り「総理参拝」は途絶えたままであります。
今更申すまでもなく、靖國神社への参拝は他国に干渉を許さない独立主権国家の当為であり、また誇り高き我が国の伝統・文化の象徴として社頭にぬかずき、我が国の礎になられたご英霊に対し敬虔な誠を表明することこそ内閣の成すべき第一の方策と信じるものであります。
途絶えがちの靖國神社参拝を再興・続行されて、これを定着させることが天皇陛下のご親拝につながるものであり、ここに総理・閣僚の靖國神社参拝を強く要請するものであります。
右、決議する。
平成二十八年四月二十三日
英霊にこたえる会第四十二回総会
英霊にこたえる会 新役員
平成28年4月23日
会長 寺島泰三氏(留任)
副会長 國松善次氏(留任)
同 夏川和也氏(留任)
同 櫻井よしこ氏(留任)
同 市来健之助氏(新任)
同 大原康男氏(新任)
運営委員長 冨田定幸氏(留任)
事務局長 中村弘氏(新任)
監事 古屋敏雄氏 (偕行社)(留任)
同 石橋聡氏(旧戦友連)(留任)
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